口唇ヘルペスナビ

口唇の原因と症状

口唇ヘルペスというのは、鼻孔や口の周辺にできるチクチクと痛む小さな水泡の事を言います。主に風邪の病み上がりにできるために、コールド・ソアという名前でも呼ばれています。口唇ヘルペスはキスをすることで他人に移りますので、若い世代にとても多くなっています。初めはチクチクと気になる痛みがあり、その後しばらくして水泡ができた後、強い痛みとかゆみに襲われるようになります。

 

水泡は数日後にはつぶれて次第に治ります。痛みがあったり、かゆみが強い時には非常に不快ですし、見た目も悪いので嫌な気持ちになりますが、口唇ヘルペスはそれほど酷い症状ではありませんので深刻になる必要はありません。

 

ただし、一度口唇ヘルペスにかかると、例え状態が良くなったとしても、器官内に口唇ヘルペスのウィルスが潜伏し、再び症状が出ることがあります。それも何度も繰り返すこともありますので非常に厄介です。

 

原因となる菌は単純ヘルペスウィルスであり、ほとんどの人間には単純ヘルペスウィルスへの免疫力を持っているために症状が現れるのを抑えることができています。しかし、ヘルペスに感染しやすい人の体の中では風邪や咽頭通をきっかけとしてウィルスを増やしてしまいます。単純ヘルペスは体内の器官から排除する方法がありませんので、治療をすることで何とかすることができません。また、寒暖の差など、天候が大きく変わることが原因となって口唇ヘルペスになる場合もあります。さらには遺伝的に、ヘルペスになりやすい体質の人もいるとされています。

 

症状の特徴としては、口の中や唇、鼻孔の周辺や顔などに小さい水泡ができ、チクチクと痛みます。水泡の中には黄色の膿があり、次第に激痛へと変わっていき、最後には潰れます。

口唇ヘルペス治療

予防

口唇ヘルペスは発症するまでの潜伏期間があります。その期間は大体4日から6日程度で、長い場合は26日程になります。発疹が出てから治るまでに必要な期間は1週間から6週間くらいだと言われています。これは人によるのですが、大体の場合は2週間程度で治ります。口唇ヘルペスは、初めて感染した後に、ウィルスが知覚神経にまで到達し、再び活性化するまで潜伏しています。口唇ヘルペスの治療は大抵、口唇ヘルペスになってしまった原因を探り、口唇ヘルペスが起こらないように予防策を講じるようなことをします。口唇ヘルペスは特に治療を行わなくても自然治癒するものですが、あまりにも酷い場合や美容的に気になる場合には色々な対処法を試してみると良いでしょう。

 

栄養補助剤

ビタミンCと亜鉛を多量に摂取することで、口唇ヘルペスに効果を発揮すると言われています。ビタミンCは1日当たり500mgで、これを1週間続けてください。亜鉛は毎日25mg摂取しましょう。亜鉛は市販の軟膏やリップクリームが効果的です。最初に口唇ヘルペスの兆候を感じた時に塗って発症するのを抑制しましょう。または、風が強い時や紫外線に触れた時にも塗布すると良いでしょう。こうすることで口唇ヘルペスが発症してしまうリスクを回避することが可能です。

 

サプリメントでは、リジンを多く含むものがおすすめです。アルギニンがあまり含まれていないサプリメントも良いでしょう。

 

食事は、新鮮な野菜や豆類、魚や鶏肉、七面鳥を積極的に摂るようにしてください。ピーナッツやヒマワリの種、アーモンド、カシューナッツやチョコレートなどは避けるようにしましょう。

 

薬剤

ウィルスが広がるのを抑える効果のあるファムシクロビル、アシクロビル、バラシクロビルなどを用いて重症の口唇ヘルペスに対応します。つまり、発症したばかりの口唇ヘルペスの兆候が分かった時にすぐに処方してもらう必要があります。再発してしまった時には、同じ薬剤を使用するのですが、回数を減らして行きます。症状があまりにも重い人や、年に6回以上発症する人の場合は予防的な方法を取る必要があります。この場合も同じ薬を用いるのですが、通常の半分の量にします。ただし、あまりにも頻発する場合には、ストレスや栄養の偏り、免疫機能の低下など、根本にある原因を探ることが有効になります。